異業種を融合し、新たな市場を創る
私のキャリアは、23歳のときに始めた路上マッサージからスタートしました。
地元・豊中駅前で無料マッサージを実施し、それが話題となり、ローカル番組「せやねん」で取り上げられ、翌日から行列ができました。
1年間で70万円の資金を得て、これを元手に2017年に「りそう整骨院 豊中院」を開院。開業からわずか3ヶ月で予約が埋まり、そこから全国へと事業を拡大しました。
一点集中か、多角展開か
私が選んだ、もう一つの道
私が経営者としての考え方を深めていく中で、もっとも大きな影響を受けたのが、株式会社リーデンの粟田社長です。
粟田社長の「構造化された経営思想」と「徹底したコミットメント力」は、私の中にあった“経営とは何か”という問いに、明確な答えを与えてくれました。
どこまでもロジカルに、誰よりも情熱的に──
限られた領域に一点集中で突き進むその姿勢は、「事業は深く掘り下げることでこそ、本質的な価値が生まれる」ということを、まさに背中で教えてくれました。
だからこそ、私も「一つひとつの事業に100%の想いと責任を持つ」ことを、今も経営の軸としています。
そのうえで、私はあえて「多角的な視点」を選びました。
美容・健康・マーケティング──
一見異なるようで、実は深くつながる領域を掛け合わせることで、それぞれの事業が相互に補完し合い、新たな価値と成長を生み出せると確信しているからです。
一点集中と多角展開。
手法は異なれど、根底にあるのは「本質を見極め、深くコミットする姿勢」。 粟田社長から学んだその経営哲学こそが、私の多事業経営に今も一貫した軸を与え続けています。
りそうグループ株式会社 代表取締役
松本 蓮